千葉大会、決勝戦が開催
今回の千葉大会で、最後の大会となるレッドブルエアレース。9月8日に千葉市美浜区の幕張で決勝戦が行われた。
日本の室屋義秀選手は、Round of 14でベン・マーフィー選手(イギリス)に敗れるもタイム差でRound of 8に進んだ。Round of 8ではフランソワ・ルボット選手(フランス)と対戦し、57.859のタイムで競り勝ちRound of 4に進出した。
室屋選手、有終の美を飾る
Round of 4では室屋選手は、ピート・マクロード選手(カナダ)、カービー・チャンブリス選手(アメリカ)、マット・ホール選手(オーストラリア)らと競い、タイム58.630で優勝に輝いた。これにより年間ポイントでは、2位となった。
レースを終えて
レース後の記者会見で、室屋選手は「今回のレースを応援してくれた皆さんに感謝したい。優勝ができた千葉は特別な場所だと感じているし、自分の力が出し切れて満足している」とコメント。
2位に入賞したカービー・チャンブリス選手は、「予選最下位で望んだレースだが、入賞できてうれしい。初めてのレッドブルエアレースでも2位で、今回のレースでも2位に入賞できたことは、何かを感じた」と、これまでのレースを振り返った。
3位に入賞し、年間チャンピオンに輝いたマット・ホール選手は、「年間チャピオンを意識したのはRound of 4だった。優勝については、感謝の気持ちやホッとした感じだった。チームや関係者に感謝したい」とコメントした。