日本初の「泊まれる城」が登場
民泊サービスを展開する「百戦錬磨グループ」、建築設計事務所「アトリエ・天工人」とJALの3社による「平戸城「城泊」JV」が、長崎県平戸市が実施した「平戸城懐柔櫓(かいじゅうやぐら)宿泊施設化改修・運営事業」の事業者公募において、優先交渉権者に選定され、平戸市と基本協定書を7月11日に締結した。
平戸市の運営事業は、現在倉庫となっている平戸城の櫓の一つである懐柔櫓の長寿化と合わせて、城の宿泊施設としてリニューアルするというもの。
このプロジェクトの推進により、日本初の「城泊(キャッスルステイ)」施設が常設化されることになり、欧米中心の富裕者層インバウンド旅行者をメインターゲットに、2020年夏の開業を目指すとしている。
プロジェクトにおける各社の役割として、全体プロデュースおよび施設運営を百戦錬磨グループ(Kesshaおよび百戦錬磨)が担当、施設の設計・監理を天工人が担当、プロモーション・送客をJALが担当する。